COLUMN02
毎日通いたくなる
コーヒースタンド
– 後篇 –
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- Perch by Woodberry Coffee Roasters
- 2017.03.16
さてさて皆さんこんにちは!代官山にあるPerch代表・木原武蔵さんへのインタビューの続きです!(前篇はこちら)
コーヒー豆についてのこだわりは?
- 木原
コーヒー豆はカッピング(コーヒーを選ぶ上で、「甘味」「酸味」「香り」などをジャッジすること)をして美味しかったら選びます。でも、それだけでなく、農園のフィロソフィーに感銘を受けて使っている、というところもあります。農園を持っていて、スペシャルティコーヒーを作るという選択をするのは素晴らしいことなので。そういうところを尊敬したいですね。それから、環境への配慮、従業員への配慮があるといった点など。また、会ったことのある生産者の人の豆だと愛着がわきますね。
なるほど!単に美味しければ良いということではなく、サスティナブルな視点でも豆を選んでいるんですね。
機械式でコーヒーを淹れる、バリスタの笠原さん。
スペシャルティコーヒーといえば、ハンドドリップで淹れるイメージでしたが、Perchでは機械式のドリップを使っています。それは、本当に美味しい豆ならば、ハンドドリップでも機械式でも同じ美味しさを提供できる、という自信から。
- 木原
豆にまつわる色々な科学的な要素をちゃんとコントロールできれば、なんで手の方がいいのか、なんで機械だとダメなのかということ(が、思い込みだということ)が見えてくると思うんです。コントロールするのは僕達なので、僕達がしっかりやっていれば、ハンドドリップでも機械式でも変わらないです。一言で言うと、グラインダー(豆を挽くこと)が一番大事ですね。そして、出てきた液体の濃度をちゃんと計って、美味しいかどうかというのを毎日チェックして、調整していく。
おお!コーヒーの濃度を計るなんて私、知らなかったです!
Perchではお客さんとどのような関係性を目指しているのでしょう?
- 木原
地元を大切にしたい。毎日来てもらうにはバリスタとのコミュニケーションが一番だと思っています。100円で買えるコーヒーと400円のコーヒー、その300円の違いは、バリスタの違いだと思っています。だからバリスタは、お客さんの顔を覚えるのも大切な仕事。
では、お店にコミュニティを生み出すことを目指しているSlornはピッタリのサービスですね!
SlornのQRコード(アプリでチェックインする際に使います)。
他にSlornの可能性、利点を感じる部分はありますか?
- 木原
やはり、コミュニティ作りとか、お店同士のつながりが強くなる気がしますね。人が、お店を回遊しますから。それから、キャッシュを使わないですむことが便利です。
そして、日本人はまだまだコーヒーを飲んでいない、と語る木原さん。一人一人がもっとたくさんコーヒーを飲むようになってほしいとのこと。
- 木原
それを考えた時、粉の無駄遣いについても、世界のバリスタのコミュニティで頻繁に議論しています。美味しくというのも大事ですが、いかに捨てないかというのも大事。フレンチプレスとドリップで科学上まったく同じ成分のコーヒーを作るには、フレンチプレスのほうが2.2gくらい粉が多いんですよ。それを1年に換算したら、何グラムで、農園の収穫量にしてみたら…ということを考えると、ドリップのほうがいいよね、なんて話とか議論しますね。
ご自身のお店のことだけでなく、日本のコーヒー業界、そして世界のコーヒー産業のことまで考えてらっしゃる木原さん。なんて視野が広く、頼りになる20代でしょうか…!
焙煎機の前に立つ木原さん。
約40社に豆を卸しているとのこと...!
そしてお話は、焙煎機(生のコーヒー豆を煎る機械)やラテアートの進化について及びました。
- 木原
どんどん新しいことが起きている業界なので。イノベーションについていく、プラス自分達がイノベーターにならないと、取り残されてしまうような、けっこう厳しい業界ですね。
それが新しい文化が生まれてくるスペシャルティコーヒーの面白さかなと。
ひゃー!スペシャルティコーヒーは生き馬の目を抜く業界⁉︎と思いきや…
- 木原
業界内の結束は固いです。スペシャルティコーヒーはコーヒー業界の中でシェアは5%と言われています。それを奪い合うより、皆でがんばって、5%を6%にしたほうがいいので。皆で力をあわせてスペシャルティコーヒーをもっと広めたいです。
非常に広い視野を持ってスペシャルティコーヒー界の未来を見つめる木原さんの言葉に、私はとても感銘を受けました。
どんどん進化しつづけるPerch、そしてスペシャルティコーヒーの世界。行く度に新しい出会いがありそうです。
皆さんも、是非、Slornアプリを入れて、お店に行ってみてくださいね!
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- 木原 武蔵
- CEO / BARISTA / ROASTER
ウッドベリーの創業者。米国留学中にコーヒー文化に触れる。
帰国後生まれ育った街である世田谷区・用賀に1号店をオープン。
愛猫家。趣味は美味しいものを飲んだり食べたりすること。
COUNTERPART COFFEE GALLERY(西新宿)
月詠珈琲(渋谷駅前店)
Mui(旧もとえ珈琲)(元住吉)
Life Size Cribe(国分寺)
lab.LABAR(代官山)
GLOBE COFFEE (西小山)
Perch by Woodberry Coffee Roasters(代官山)
Splendor Coffee (蔵前)
UNPLAN Kagurazaka (神楽坂)
ITTA COFFEE(奥沢)
FINETIME COFFEE ROASTERS(経堂)
GRAIN BREAD AND BREW(渋谷)
Chanoko Coffee Roastery(奥沢)
FAITH COFFEE COMPANY(芝公園)
RUDDER COFFEE シャポー船橋店(船橋)
Philocoffea Roastery & Laboratory(船橋)
Eureka Coffee Roasters(千葉市)